断熱・結露対策
冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。夏の冷房時に家全体に入ってくる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは7割以上になります。冷暖房のムダを省き、効率よく利用するためには窓対策が重要です。
熱の出入り口はどこ?
遮熱とは?
太陽の直射熱(日射熱)による放射熱の通過を防ぐことです。熱をうけとめる断熱に対し、遮熱は熱を「はねかえす」ということです。暖房や冷房の効きがよくなり、省エネ効果もあります。
断熱とは?
断熱とは熱を「うけとめ」、熱の進行を遅らせるものです。室断熱性能が高いほど、この熱の貫流が小さくなります。遮熱と同様に、省エネ効果に影響します。
断熱ガラスの3つの特徴
熱の伝わり方には「 伝導 」「 対流 」「 放射 」があります。ガラスセンター大阪ではその3つの熱の伝わり方をおさえるスペーシアをおすすめしています。
断熱効果
窓から逃げる熱の量は、冬でなんと35%~50%もあるのです。また、夏は、日射しなど窓からの侵入してくる熱が50%~70%にもなります。断熱ガラスの断熱性能は、一枚ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍もあります。冷房の涼しさも暖房の暖かさも室内から逃がしません。
結露防止
冬になると窓にびっしりと付いている水滴。これは外温によってガラスが冷やされるために発生する現象です。断熱ガラスはガラスの表面温度を下げにくくなっているので、結露を防ぐ効果もあります。
省エネ効果
暖房も冷房も効きやすくなりますので、冷暖房機器のエネルギー消費率も節約することができます。